しかし、現在あの「大菩薩峠」を独自の解釈により、しかも全編カラーで連載しているのには驚いた。しかもまだ続いてるのが凄い!
かつて週刊少年マガジンにて発表された「聖マッスル」には度肝を抜かれた人も多くいるだろうが、人を驚かせる事こそエンターティメントの真髄であるという精神がふくしま政美の原動力になっている(…はず)やはり魅力は見開きの表現にあると思うんですが、そもそもの発想の原点は幼少期に体験した紙芝居にあるという。マンガの最大の可能性は読者がページをめくるところにある…というような事を聞いた事があるが、ページをめくったら予想してたものと違う絵が出てきたというような驚きを常に考えて描いているみたいですよ。
んでもって、今回紹介しますのはまず、週刊漫画ゴラクH19年5月11・18合併号と5月25号にて局地的な爆発を起こした「樹海マン」です。
こちらは、「アリンス国女帝夢幻」や「野獣警察」で有名な西塔紅一とふたたびタッグを組んだ怪作であり気合入ってます。
見所はカラーPと見開きに全て集約されていますが、特筆すべき点は、70年代にアシスタントを務めた藤澤由満氏が作画協力として参加しており病的に埋め尽くされた背景にあります。
ふくしま政美の太すぎるペンタッチと藤澤氏の細かすぎる細密画が合わさって異様な空気感を醸し出しており浮きに浮きまくっています。
続きましては近代麻雀2010年5月15号にスーパーゲストコミックとして参上した「明日の宙」こちらはもちろんのこと麻雀漫画であり怒涛の74Pカラーポスターもしっかりついております。
もひとつが浪漫Vol,2 2006年3月1日に発売された三流エロ漫画誌にて見事復活を果した「女犯坊」です。追悼滝沢解と脈打って竜水が凄まじい登場から始まります。あの素晴らしい日をもう一度であります。
これを今年最後の日に読んで新しい年を迎えましょう。
こちらの商品は12月31日に本店2のショーケースにて販売します。
(担当 田村)
ご注意点
掲載の情報が販売情報の場合
- 掲載商品についてのお問い合わせは(指定がある場合は上記コメント内に記しておりますのでご確認ください)開店30分後からの受付となっております。各店の開店時間は、店舗情報にてご確認ください。
- 掲載の商品は店頭でも販売するため売り切れる場合がございます。
- 商品の探求は、専用の探求フォームをご利用ください。
掲載の情報が買取情報の場合
- 掲載の買取価格は商品状態、在庫によって予告なく変動します。