表紙は九里洋二「スキー場」
乱歩の連載対談「乱歩の散歩」第一回目のゲストは鴨居洋子。 当時の鴨居さん下着をモデルさんが着てますがなかなか色っぽいです。 谷内六郎のオトボケ時評は絵入りでとぼけた感じの好連載。 「キッスの最中に他の女のことを考えるべきで、舌戦とやらにうつつを抜かすのは徳川時代の残骸である」とかっこよい男の生き方を提案。 週刊新青年創刊号 59年潮書房 ¥1050
表紙は山下清。
グラビアは木村伊兵衛「おんな」 筑摩書房だけに読みものの執筆陣も有名どころが並びます。 太陽創刊号 57年筑摩書房 ¥1050
ソフトなお色気スナップもよい雰囲気。
キャッチフレーズは「貴方をエキサイトさせる一週間」。 一時間もあれば読み終わりそうですが「ひばりの秘密結婚を見た!」「長嶋を訴えた女優は売春婦」(山下敬三郎が「彼女にはひどい目に会いました・・・」と語っています)看板に偽りのない煽りモードの記事が続きます。 週刊モダン日本 59年三世社 ¥1050
特集マンガということで九里洋二・長新太・井上洋介・浜野政雄の愛らしい作品が拝めます。
全体的にカットなどのセンスもよい感じ。 執筆陣は都筑道夫・中田耕治ほか。 漫画文芸 63年高橋書店 ¥1575
「★あなたの美しい抒情によびかける文芸誌★」がキャッチフレーズでポエムやおセンチな小説が並びます。穂積和夫はじめカットもうっとりするもの多め。
「灯火」 63年久保書店 ¥1260(表紙オレ)
表紙は大竹省三。
ヌードグラビア、奈良原一高「潮風と拳銃」は強引なポーズのとり方が笑いと感動を少しだけさそいます。
サラリー族の財布をよろめかせる現代の魔術師8つの物語(デパート武芸帖など)ほか。 B29号的他社作品に伍して当方はジェット機でゆく方針決定!とのことですが58年にこの例えでは時代のセンスに追いつず墜落した模様。 新生復刊第一号 58年新生社¥840
カストリ雑誌「裏窓」が誌名変更して誕生したのがこちらです。
山田風太郎・大藪春彦・筒井康隆などなど。 サスペンスマガジン創刊号 65年久保書店 ¥1050(表紙オレ)
(担当 にのみや)
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