なぜ生まれたのか、なぜ生きなくてはいけないのか、なぜ老い朽ちて死ななければいけないのか、努力ということしないと人生は果たして過ごしていけないところなのか、働かなくてはだめなのか、宇宙は皆私自身のためにあるのではないのか、そもそも私は生まれたくて生まれたのではないのになぜ生まれたのか・・・。 大正時代の文壇サークルではその頭と顔のよさで一目置かれる存在でありながら、働かない、という思想を実践して親の遺産を食いつぶしながらいろいろ考えつづけるだけのムダな人生を貫徹してしまったダメの人無想庵。 この小冊子は文壇で成功をつかんだ有名人たち(谷崎潤一郎、伊藤整、正宗白鳥、火野葦平、壷井繁治、如是閑、和田芳恵、古屋信子など)が成功できなかった旧友の想い出を綴った追悼文集です。 戦前日本で働かない自由を貫いた大正自由人の貫禄ある生き方をどうぞ。 THE3名様・無能の人あたりが好きなら好きになる世界です。 武林無想庵追悼録むそうあん物語別冊 昭和37年発行 \3675
(担当 にのみや)
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