独特なセンス、今までにあるようでなかった食漫画。
人々のこだわりに目をつけた作品。
そう、おこだわり・・・!!!
今回紹介するのは清野とおる先生の
その『おこだわり』、俺にもくれよ!!
おこだわりを存分に堪能している著者の表紙が印象的です。
そんなこんなでポテトサラダの回です。
何をそんなに震えているのか・・・
著者の反応がいちいちおもしろいです。
さあそのなんてことないポテトサラダで彼(Mさん)はどのようなおこだわりを披露してくれるのか。
まず、お酒ですね。Mさんが選んだのは
ロングに反応しすぎてます。
第3のビールも普通においしいですよね、現代の技術は凄いです。
安くて美味くて酔えるので私も好きです。
しかしお金が無いので仕方なく・・・という訳ではなく好んで金麦を選んでいるというMさん。
リーサル・ウェポンに例えてしまうほど相性抜群みたいです。
ポテサラ、金麦、ポテサラ、金麦と交互にちびちびと至福を味わい食べ進めてポテサラもだいぶ減ってきました。
ポテトサラダ1パックで4本も空けるとは・・・。
その後Mさんは自分でポテトサラダを作って食べ吞むようにもなり、
我がおこだわり道をズンズン突き進んでいきます。
その話は飲み仲間にも広がり
金麦も含めてここまで人をトリコにしてしまうおこだわり。
確かに普段どうも思っていないモノを熱く語られると急に興味が沸いたりするものです。
人間の欲深いところです・・・。
最後はただ食べるだけでは飽き足らず、Mさんはとうとうこんなことまでやってしまいます。
大の大人4人が集まって金麦片手に棒倒しゲームです。
最後はきちんと美味しくいただいてフィニッシュです。
私は食漫画を読んでると無性にお腹は空きますが、
意外とフットワークは軽くはなくそっと本を閉じて終わってしまうパターンが多いです。
けれどこの漫画はいろんな角度からの興味がぶくぶく沸きあがってくるので
食べてみたくてやってみたくてうずうずしてしまいます。
それはやはりその人だけの『おこだわり』と言うのが魅力なのだと。
実際にやってみた清野先生もこの表情です。
美味しいものは今の時代たくさんあります。それで胃も満足もできます。
ですが、それは本当に満たされているのでしょうが、
今までの概念を覆されるようなおこだわり
経験したことのない事をやってみたいと思った時やってみた時
その時本当に心が満たされていくような気がします。
今回以外の話も毎回ぶっとんでいて楽しませてくれます。
あーその気持ちわかるわ~なんて共感できる瞬間を見つけれるた時なんてかなりのニヤニヤものです。
ぜひ、あなたのお気に入りのおこだわり見つけてください。
しかし、こんな漫画が描ける清野先生と吞みにいけたら最高だろうなぁ。
渋谷店 伊東